海外の住宅でのインテリアについて

アメリカに住んでいた時に現地で仲良くなった子供のお友達のお宅に何度もお邪魔させてもらったことがあります。基本的に日本人家庭のインテリアとアメリカ人家庭のインテリアは全く違います。もともとアメリカ人の家の中のインテリアはセンスが非常に良いなといつも思っていたのですが、大半の家庭はインテリアコーディネーターを雇って、家具やカーペットやインテリア雑貨などを決めているようです。なので彼らの住居に足を一歩踏み入れると、まさにそこはオシャレなインテリア雑誌から抜け出てきたような洗練されたリビングルームなのです。

自分にはとうてい真似のできない憧れのインテリアです。日本人はどうしても、一般家具や収納のための家具をごちゃごちゃとたくさん置いてしまう癖がありますが、アメリカ人の場合はリビングもベッドルームも空間を大切にするので無駄な家具を置くことがないように感じました。最低限の家具を置くことによって、シンプルで生活感があふれないオシャレ空間が生まれるのです。日本に帰国して輸入住宅風のマイホームを建ててからも彼らのインテリアセンスを見習おうとして頑張っているのですが、どうしても生活感有り有りの部屋のレイアウトになってしまうので最近はもう諦めています。